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窓の性能と計画換気

窓の性能

樹脂建具とアルミ樹脂混合建具住宅の性能が上がれば、窓の性能アップが重要になってきます。窓からの熱損失は、ガラスからだけでなく、建具(サッシ)からの熱伝導も含まれますので建具の断熱性能をアップさせる必要があります。
建具の材質にはアルミ、樹脂、木が使われ、混合タイプもあります。各材料の熱伝導率は下記のようになります。

素材による熱伝導率の違い

アルミ 175W/mk
樹脂 0.18W/mk
0.15W/mk

熱伝導率: 熱の伝えにくさの数値で、数値が小さいほど優れている

それぞれに特長がありますが、現在樹脂建具は防火地域では対応できない状況です。
アルミ建具は安価で使い勝手も良いのですが、熱損失が大きいため単独ではなく外部がアルミで内部が樹脂の混合タイプを使う必要があります。
木製建具は、熱損失が少ないのですが、価格も高価でメンテナンスコストがかかるのが難点です。

ガラスの性能

ガラスには単板、複層(ペアガラス)、トリプル、Low-Eペアガラス、真空ガラス等、様々な種類があります。
また多層ガラスには、標準的な空気層が6mmと12mmの二種類があります。
空気層が厚い12oの方が、より断熱性能はアップします。
  熱貫流率
W/m2
日射熱
取得率
可視光線
透過率
紫外線
透過率
価格
単板ガラス
3mm
6 88% 90% 66% 安い
複層ガラス
3-A12-3
2.9 78% 82% 51%  
Low-E遮熱
3L-A12-3
1.5 40% 72% 16% 高い
Low-Eタイプは、特殊金属膜の位置で性能が大きく変わります。
外側のガラスにコーティングする遮熱タイプと内側のガラスにコーティングする断熱タイプがあります。それぞれ使用目的により使い分けています。
真空ガラスは、商品名でスペーシアと呼ばれています。ガラスとガラスの間の真空層が、0.2oでとても薄い商品です。
断熱、遮音、防露性能に優れていますが、価格が高いのがネックになります。改修工事等、建具枠が決まっている場合に使用することが多い商品です。

計画換気

計画換気の目的は、CO2、除湿、防臭、VOC(揮発性有機化合物)の排出を行い、新鮮空気を室内に計画的に取り入れることです。水分だけでも4人家族の場合、1日9.4リットル(1升びん約5本)にもなります。

快適な室内環境を確保するために、換気についての基準が設けられました。
次世代省エネ基準では0.5回/時間の換気が必要です。また計画換気は、気密性に優れた住宅に有効で、隙間の多い従来の建物では計画できません。

換気の方法には、自然換気と機械換気があります。
自然換気 方位、風の流れを考慮して、窓の位置、高さを計画的に配置することにより換気する方法です。
気候の良い時期には、機械換気に頼ることなく自然の力でコストをかけずに過ごしたいものです。
機械換気 第1種〜第3種まであり、住宅では第1種換気か第3種換気が採用されます。

一般的には住宅では第3種換気を採用

住宅では、第1種換気か第3種換気が採用されます。第2種換気はクリーンルーム等で採用する方法で、住宅ではほとんど採用されません。
第1種換気は、給気・排気に機械を用いて換気します。安定した計画換気が行えますが、第3種換気より価格はアップします。
一般的に住宅で採用されているのが、第3種換気です。各部屋から外部の新鮮空気を取り入れて、トイレ・洗面所等から排出します。

 

外断熱住宅では第1種換気と熱交換システムの組合せを提案

熱交換システム外断熱住宅では、省エネルギーを考慮して、第1種換気と熱交換システムの組合せをご提案します。
外断熱住宅の場合、冷暖房設備は内断熱住宅と比べてかなり能力の小さいもので済みます。
なお、こうした機械設備は、故障のリスクとともに耐用年数もそれほど長くないため、将来のメンテナンス性も考慮して、できるだけ汎用商品を使用されることをおすすめします。
湿度が低いとインフルエンザウイルスは生存します。
冬は加湿器等で50%程度まで加湿をお願いしています。内断熱では考えられないことです。


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企画室 担当 谷中(たになか)
Tel.045-472-2111 神奈川県横浜市港北区新横浜1-13-3